リフォーム豆知識

 

リフォーム時期チェック表

人間とは違って、建物は竣工した時点から老化がはじまります。 部分的な故障や破損、磨耗や劣化も放置しておくと、他にも影響を及ぼし、家全体の寿命を縮めてしまいます。
病気になってしまう前に、毎日の管理が必要なのです。
あなたのお住まいが築何年になるのか?どこを補修しておけば、家が長持ちするのか?
お客様のお住まいをチェックしてみてください。

  2年目 3~5年目 5~10年目 10~15年
外壁 ひび割れ点検
葺き替え
サイディングのすきま、サビ 総点検
屋根 鉄板ペンキ塗り サビ、雪害点検 総点検
外まわり 鉄部はサビ注意 総点検 総点検
内装 カビ注意 たたみ替え、じゅうたんクリーニング、クロス張替え 塗装壁塗り替え しっくい壁塗り替え
設備 トイレタンク洗浄、浄化槽毎年点検 トイレパッキン交換 風呂バーナー交換 風呂釜交換、湯沸かし器交換
水まわり 水道蛇口パッキン交換 排水管総点検 給水管総点検 給水管総点検
建具 障子張替え ふすま張替え 戸の修理取替え 戸の修理取替え

悪質リフォーム会社の手口

昨今、住宅リフォームの悪質訪問販売業者が摘発され、マスコミなどで報道されております。
住まいづくりの仕事をしていて、これほど悲しく腹立たしいことはありません。私どもは創業以来、まじめに実直にお客様に関わってきました。
地元密着でリフォームに取り組んできたのに、今まで築き上げてきた信用を一部の悪徳業者に壊されるのは許せません!
住宅リフォームで一番重要なのは業者選びです。
あなたが業者選びで失敗しないように、危険な業者の共通点をまとめました。

 
1)契約を急がせる。
「社長に交渉したら許可がでて、今日なら○○万円安くできます!」とか「今日できなければクビになる」といった泣き落としなど。

2)営業マンが住宅(工事)に関する知識を持っていない。
家のために何が良いかよりも、契約することにしか興味をもっていないと感じてしまう。

3)何でも「ハイハイ」と安請け合いをする。
営業マンがとにかく契約をしたいために、安請け合いをして後で「やっぱり出来ません」と言われる。

4)大幅な値引きをする。
見積りと工事の質に自信が無いと感じてしまいますよね。

5)施工業者、職人の説明ができない。
営業マンが実際に施工する人間を知らずに「大丈夫です」と言っても、信頼できません。

6)恐怖をあおる。
「このままでは、家が崩れる」など、脅しに近い話をする。

7)居座る
契約するまで帰らない、夜遅くまで居座る、という場合があります。
「帰ってください」と言っても、帰らない業者は警察に通報しましょう。

 
被害を防ぐためには、契約をせかされてもその場で決めず、家族や知人に相談してください。また万が一契約してしまってもクーリングオフ制度などをしらべてみてください。
みなさまが幸せで豊かに生活できるリフォームができますように。

あなたの住まいのリフォーム度チェック

今の住まいにとってリフォームすることが最適ですか?
家族構成などの変化によるタイミング?
住まいへの不安がありますか?

実際にリフォームした人の理由をチェックリストにしました。

●ライフステージの変化
子供のための個室が必要になった。
子供が独立して家を離れた。
親と同居することになった。
同居している親の足腰が弱ってきた。

●今の住まいに対する不満
□収納スペースが足りない。
□部屋全体が暗い。家族でくつろげる場所がない。
□来客にプライベート部分が見える。
□家事動線が複雑。
□浴槽が狭く、足が伸ばせない。

●家の老朽化
□床がきしむ。
□外壁にひび割れがある。
□雨漏りがする。
□設備機器が耐用年数を超えている。
□キッチンのシンクに傷がある。
□浴槽が水漏れをする。


3つ以上あてはまる項目があれば、リフォームについて検討するスタートの目安です。
お気軽にご相談ください。

リフォームの種類

住宅リフォームと言うと、みなさんはどんなことを想像されるますか?
ひと口に「リフォーム」と言っても、数千円で済んでしまう網戸の張替え工事もリフォームですし、家全体を増改築する1,000万円以上かかる工事もリフォームです。
ここでは、初めてリフォームを検討されるというあなたのために、リフォーム工事の種類についてご説明したいと思います。

●水廻りリフォーム
キッチン、トイレ、お風呂など水まわりのリフォームをする場合。
システムキッチンやシステムバスなどの設備機器を入れ替えるだけでなく、水道管の位置を変えたり、給湯機器の入れ替えなどをしたりします。

●外廻りリフォーム
屋根、外壁塗装をはじめ、ガーデニングや外構工事が含まれます。
外まわりのリフォームは、大規模な工事になることが多いので比較的費用がかかるものが多いです。

●内装
住宅の内部を工事するリフォームをまとめてしまいましたが、壁紙(クロス)の張替え、収納スペースの確保、床の張替えなどが該当します。
最近では、とくに自然素材をつかったリフォームが注目を浴びています。

●増改築(全面リフォーム)
家を丸ごとリフォームしたり、間取りを変更したりするリフォームのことを指します。
家を建替えるよりもリフォームした方が費用が安Iむだけではなく、都市部では法律の問題で、建替えると今より狭い家しか建てられなくなってしまうという方に人気です。
テレビで話題になっているリフォームは、これに該当しますね。

あなたのご要望に合わせてリフォームではいろいろなことができます。
しかし、その反面、リフォームでどんなことが出来るのかが想像しづらかったり、そこにつけ込んだ悪徳リフォーム業者が出没したりします。
そんな分かりにくいリフォームの仕事について解説したいと思います。

リフォームの仕事について

私どもは、お客様から住まいのご相談をお受けしています。
図やパソコンをつかって、いろいろご説明するのですが、なかなかお客様にお伝えするのが難しいなぁと感じるときがあります。
このページでは、リフォームの仕事について裏側までご紹介します。
リフォームは一生に何度もするわけではないと思うので、いまいち分かりづらいのは当然だなぁと感じます。でも、あなたはリフォームのことがよく分からないまま工事を進めてしまって後悔されることが無いように、ぜひお読み下さいね。
「値段」や「デザイン」だけでリフォーム会社を選ぶ前に、いま一度ご確認ください。

●リフォーム会社はコーディネートのプロ!
先ほど「リフォームの種類」のページでご紹介したように、リフォームの工事は金額も内容もさまざまです。
工事をするには、リフォームの種類ごとに専門的な技術が必要になるので、大工さん、塗装屋さん、ガス屋さん、水道屋さんなど、それぞれの専門家の力が組み合わさって、1つの住まいづくりをしています。
お客様と施工業者・職人さんを橋渡しするリフォームの仕事は、とっても範囲が広く、苦労も多いですが、その分やりがいも大きいと感じています。

●お客様ごとにオーダーメイド!
お住まいの構造やお客様の要望によって、リフォームの工事内容は違います。ですので、「○○○工事は、~~~円!」とはっきり価格はなかなか明示できないのです。
お客様に合わせてオーダーメイドでリフォームプランを作成して、お見積りを出して、承認いただいてから工事をする、という手順になっております。

●住みながら、工事をする。
家を新築する場合には、仮住まいを用意するのが一般的です。しかし、リフォームは基本的に、生活しながら工事をします。
工事期間は、資材の搬入があったり、家族以外の施工業者の出入りがあったりしますので、できるだけ生活の妨げやストレスにならないように配慮せねばなりません。

以上のことを考えると、リフォーム業者はいろいろありますが、リフォーム会社がかかえる職人の腕やマナーによって、リフォーム工事の仕上がりに差がでてくるのはご理解いただけるかと思います。
また、単に工事をすれば良いというものでもなく、お客様の要望を反映した住まいづくりの提案、工事期間中のトラブルを未然に防ぎ、工事が完了するまでしっかりフォローするのがリフォーム会社の仕事です。

●業者選びで失敗しないことが成功の秘訣!
いろいろ申し上げましたが、リフォーム会社も千差万別です。
「3社ぐらいは話を聞いて、リフォーム会社を選びましょう!」と言われたりもします。

・単純に価格だけで比較していいの?
・やっぱり創業○年!と歴史がある業者が安心なの?
・どこに頼んでも一緒なんじゃないの?

いろいろ疑問も沸きあがってくるかもしれません。
冒頭にお伝えしたように、このホームページではあなたが“お金をムダにしないリフォーム”ができるように、業者を選ぶポイントや違いなどを紹介してまいります。
途中、分かりやすいように私の会社の例も紹介していますが、別に「当社でご契約してください!」とお願いするつもりもありません。
もちろん、ご縁があって私どもの会社をお選びいただけたら、とっても嬉しいですが・・・(笑)

それでは、
“お金をムダにしないリフォーム”への第一歩に向けて、次のページ以降をご覧下さい。

タイプ別 リフォーム業者の特徴

あなたのリフォームの夢を叶えるための第一歩は、リフォーム業者えらびです。
このページでは、どんなリフォーム業者があるのかをタイプ別にご紹介します。
あなたの目的にあったリフォーム業者選びの参考にしてください。

●住宅メーカー、ゼネコンなど建築会社系
大規模なリフォーム工事のノウハウを持ち、専門のコーディネーターがいることが多いため、お任せ工事が可能。
一方、新築や大規模な工事物件を主に扱っているだけに、個人住宅の小規模なリフォーム工事など細かな対応までは行き届かなかったり、費用が高くなってしまったりする場合があります。

●電気・ガス会社系
それぞれ得意な分野の設備工事が中心。
直営店と地元の工務店と契約したフランチャイズ店があります。系列によって、システムバス、システムキッチンなど自社のオリジナル商品がありますが、それ以外のメーカーの設備機器は選びづらくなったりする場合もあるようです。

●設計事務所
設計やコーディネートのみ行う事務所、施工まで行う事務所など多種多様です。
一般的には新築が主ですが、大規模なリフォームや増改築を得意とする事務所もあります。設計料がかかるので、費用は高くなってしまう反面、デザインなどに凝ることができます。

●地元リフォーム会社
全国的な知名度はありませんが、近所の評判を聞くことが出来、実績が分かるため安心。
また、呼んだらすぐに来てくれるのも地元の業者の強みです。
大手メーカーでは、対応してくれないような細やかな対応をウリにしているリフォーム会社もあります。

リフォームとひと口で言っても、その種類はさまざまです。
同じようにリフォーム業者もすべてのことに対応できるオールマイティ型のリフォーム業者もあれば、ある特定の分野に特化した専門業者まで多種多様です。
次のページでは、リフォームを成功させる為の業者選びのポイントを紹介しています。

業者選びのポイント

リフォームで成功するためのポイントは“業者えらび”です。
業者選びで失敗すると、せっかく苦労して貯めたお金を無駄にしてしまいかねません。ぜひ、参考にして下さいね。

●業者を選ぶためのチェックポイント
1)具体的なアイデアの提案
要望する内容について、具体的なアイデアを積極的に出してくれる提案重視の業者かどうか?

2)どんな相談も聞いてくれる
家族構成や日常生活など家族のライフスタイルに耳を傾け、便利に暮らせるリフォームの提案をしてくれる発想豊かな業者かどうか?

3)コストを抑える工夫の提案
希望するリフォームが予算を超えてしまった場合には、そのための妥協案やコストを抑える提案をしてくれる良心的な業者かどうか?

4)資格を持つスタッフ、建設業の免許
住宅関連の資格を持つスタッフが多数いたり、建設業の免許も信頼の目安になるかと思います。

納得してリフォームをしたいという方は、複数のリフォーム会社に話をきいてみてはいかがでしょう?
単純に金額が安いところを選べばよいのではなく、あなたが住まいに対して抱いている要望を叶えてくれるかどうかを基準にしてください。
また、あなたは大丈夫!とお考えかもしれませんが、こんな場合には要注意!という参考にしていただきたいので、最近ニュースを騒がしている悪質リフォーム業者の手口について、次ページではご紹介します。